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プロペシア

AGA(男性型脱毛症)

男性型脱毛症の主な原因物質はDHT(ジヒドロテストステロン)です。
男性型脱毛症では、脱毛部分に高濃度のDHTが確認されています。
DHTは男性ホルモンに5-αリダクターゼ(5-α還元酵素)という酵素が作用して作られる一種の活性型男性ホルモンです。
このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結合すると、ヘアサイクルの成長期を短くしてしまいます。
そのため毛髪が長く太い丈夫な毛に成長できなくなります。
毛髪が十分に育たない結果、細く短い毛髪が多くなることで、全体として薄毛が目立つようになります。

プロペシア(成分フィナステリド)

プロペシアは、医師が処方する内服の男性型脱毛症用薬です。
現在すでに世界60カ国以上で承認されており、日本国内では2005年10月に厚生労働省の輸入承認を得て、2005年12月14日より万有製薬から提供されるようになりました。

プロペシアを男性型脱毛症に投与する場合、諸外国でも1日1㎎が基本です。
日本人よりも体重の多い欧米人男性でも1日1mgで十分効果的といわれています。
本邦では0.2㎎と1.0㎎が発売され、0.2㎎と1.0㎎の効果比較をメーカーが報告しておりますが、その報告によると有意差は認められなかったということです。

使用上の注意点

プロペシアの内服による副作用としての性欲減退や勃起障害は、実際にはほとんど問題になりません。
若い人ではこれらの症状はあまり出ず、高齢の人に性欲減退の傾向が多少見られることもあります。
しかし、これらの副作用も薬の服用を中止すれば改善します。
その他に胃の不快感や軽い肝機能障害などの副作用が見られる場合があります。
これらの症状は内服を中止すれば元に戻ります。

薄毛は回復できる?

プロペシアは、現時点で男性型脱毛の治療に最も効果的な育毛剤です。
細くなり始めた髪を太くする効果が優れています。
プロペシアは主につむじ周囲の頭頂部に良く効きます。
約6割の人で使用前より濃くなるといわれています。
特に、初期薄毛の人や、若年者には効果的といわれています。
そして、これはどんな育毛剤にも言えることですが、使用中にしか効果は見られません。
使用を中止すれば、効果も消えます。
その意味で、育毛剤は生涯使用を続けることが前提の薬なのです。

フィナステリド

フィナステリドは、男性型脱毛症(AGA)の進行を抑えるために使用される内服薬です。AGAの原因の一つであるDHT(ジヒドロテストステロン)は、男性ホルモンのテストステロンに「5α還元酵素」が作用することで作られます。
フィナステリドは、主に5α還元酵素II型の働きを抑えることでDHTの産生を抑制し、ヘアサイクルの乱れを改善します。抜け毛の進行を抑え、細く短くなった毛髪が成長しやすい環境を整えることで、AGAの進行を遅らせる効果が期待できます。

使用上の注意点

通常は1日1回服用します。効果が現れるまでには時間がかかるため、一般的には6か月程度継続して服用しながら経過を確認します。また、効果を維持するためには継続的な服用が必要です。

副作用として、性欲減退、勃起機能不全、肝機能障害などがみられることがあります。気になる症状がある場合は、自己判断で服用を中止せず医師にご相談ください。

デュタステリド

デュタステリドは、男性型脱毛症(AGA)の治療に使用される内服薬です。AGAに関与するDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑えることで、抜け毛の進行を抑え、毛髪の成長をサポートします。
デュタステリドの特徴は、DHTを作る「5α還元酵素」のI型・II型の両方を阻害することです。頭皮内のDHT濃度を低下させることでヘアサイクルを整え、髪が十分に成長できる期間を保つ働きがあります。

使用上の注意点

通常は1日1回服用します。服用開始後12週間程度で変化がみられる場合もありますが、治療効果を評価するためには一般的に6か月程度の継続が必要です。継続して服用する場合も、定期的に効果を確認しながら治療を行います。

副作用として、性欲減退、勃起機能不全、射精障害、肝機能障害などがみられることがあります。体調の変化や気になる症状がある場合には、医師へご相談ください。

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